野球ママの豆知識

記録

暴投と捕逸 よくある9つ

保存して、試合中に見返してください。

暴投と捕逸 よくある9つの図解

スコア係を任されたお母さんの書き込みに、こういう一節がありました。ボールを目で追っているあいだに走者が還ってしまう。パスボールなのかワイルドピッチなのか、判断が難しすぎる。

公認野球規則の9.13に書いてあります。以下は正規の投球の場合です。打者に当たって死球となった投球は、暴投にはなりません。そのうえで、分かれ目は二段階です。

まず、投球が捕手に届く前に地面やホームプレートに当たり、捕手が処理できず、そのために走者が進んだ。これは暴投、ワイルドピッチです。

地面やホームプレートに当たっていない場合は、次を見ます。高すぎる、横にそれた、低すぎるために、捕手がふつうの守備では止めることも処理することもできず、走者が進んだ。これも暴投です。ふつうの守備なら保持できたはずの球を、保持も処理もせず走者が進んだなら、こちらが捕逸、パスボールです。

大事なのは、どちらも「走者を進塁させた場合」と書かれていることです。捕手が処理して進塁を防げば、記録はつきません。拾い直して、進塁を防いでアウトにしたときも同じです。

走者が投球に先立って次の塁への盗塁を企て、その塁に達したときは、原則として盗塁です。ただし四球などでその塁を与えられた場合や、守備側が進塁に無関心だった場合は盗塁になりません。その走者が余分な塁まで進んだ場合や、盗塁していない他の走者も進んだ場合は、盗塁と暴投・捕逸をあわせて記録します。

紛らわしいのが、投球そのものではない場面です。捕手がきちんと捕ったあとで、投手への返球や送球がそれて走者が進んだのなら、それは暴投でも捕逸でもありません。見るのはあくまで投球の処理です。

そしてもうひとつ。9.12に「暴投および捕逸は、失策と記録しない」と書かれています。暴投・捕逸そのものはエラーではありません。ただし、そのあとの悪送球で余分に進まれた場合は、失策も併せて記録されます。

試合の日に持っていくもの →