記録
勝ち投手の決まり方
保存して、試合中に見返してください。
勝った日の帰り道に、勝ち投手って誰のことなの、と聞かれて答えられませんでした。最後に投げた子でしょうか。いちばん長く投げた子でしょうか。
公認野球規則の9.17に、勝投手と敗投手の決め方が書かれています。軸になるのはリードです。ある投手が投げている間に自分のチームがリードを奪い、そのリードが最後まで保たれたとき、その投手に勝投手の記録が与えられます。代打や代走と代わって退いた回にリードを奪った場合も同じで、退いた投手につきます。
先発した子だけは、回数の条件があります。勝ったチームの守備が6回以上あった試合では5回、5回(6回未満)の試合では4回を完了しないと、勝投手の記録は与えられません。数えるのは、その試合で勝ったチームの守備が何回あったかです。
先発がこの回数に届かないときは、救援した投手に移ります。救援が1人だけならその投手に。2人以上が投げていれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行なったと記録員が判断した1人に与えられます。
分かりにくいのが同点です。試合の途中どこででも同点になれば、勝投手の決定については、そこから新たに試合が始まったものとして扱われます。相手チームが一度リードしたら、その間に投げた投手は決定から除外されます。ただし、リードしている相手に投げている間に味方が逆転し、そのリードを最後まで保ったときは、その投手に勝の記録が与えられます。
敗投手も同じ条文にあります。自分の責任による失点が相手にリードを許し、相手が最後までそのリードを保ったとき、その投手につきます。
ここは公認野球規則の、記録のうえの決め方です。所属している連盟やチームの決まりもあわせて見てください。