野球ママの豆知識

守る

隠し球についた条文

保存して、試合中に見返してください。

隠し球についた条文の図解

隠し球。言葉だけは聞くのに、規則書に何と書いてあるのかは知らないままでした。

2026年度の野球規則改正に、この行為を名指しした一文があります。日本野球規則委員会の資料から、そのまま引きます。

野手が、走者をだます目的で意図的にボールをユニフォームの中(たとえばズボンのポケットなど)に隠した場合、審判員は「タイム」を宣告して、すべての走者に、そのような行為を行なった瞬間にすでに占有していたと審判員が判断した塁から少なくとも1個の塁を与える。

名指しされているのは、ユニフォームの中です。たとえばズボンのポケットなど、と例まで挙げてあります。

条件として書き込まれているのは、走者をだます目的と、意図的に、の2つ。

処置は、走者全員に少なくとも1個の塁。少なくとも、という言葉が入っているところまでが条文です。

ここで取り違えやすいのが、2026年にできた新しい決まりだ、という読み方です。日本高野連の審判規則委員会がまとめた要点解説は、この行為を、いわゆる「隠し球」と呼んでいます。そのうえで、2019年の米国の野球規則の改正による規定で、原注の内容が追加され、明文化された、と書いています。規則改正の章の見出しも「これまで不記載としていた項目の追記」でした。

書き足された年であって、生まれた年ではありません。

隠し球という言葉が出たときは、規則書が名指ししたのがユニフォームの中だったことを、思い出してみてください。

試合の日に持っていくもの →