打つ
故意四球と四球の決まり
保存して、試合中に見返してください。
相手の監督が審判に何か伝えて、打者がそのまま一塁へ歩いていきました。周りは敬遠と言っていました。記録では、あれは何になるのでしょうか。
公認野球規則の記録に関する規則(9.00)には、「敬遠」という言葉が出てきません。9.14の見出しは「四球・故意四球」です。
四球は、ストライクゾーンの外に4個の投球が投げられて、打者が球審から一塁を与えられたときに記録されます。四球目の投球が打者に触れたときは死球です。
投げて歩かせる故意四球は、投球する前から立ち上がっている捕手に、四球目にあたるボールを投手が意識して投げた場合に記録されます。捕手が座ったままなら、9.14(b)のこの条件には当たりません。
もう一つの形は2018年度の規則改正で足されました。守備側チームの監督が故意四球とする意思を球審に示して、打者が一塁を与えられたときも故意四球です。監督が審判員に意思を伝えた場合はボールデッドで、打者にはボール4個を得たときと同じように一塁が与えられます(定義7)。
監督からのシグナルで審判員から一塁を与えられた打者にも、一塁へ進んで触れる義務があります(5.05(b)(1)原注)。四球の打者が一塁に進まなかったためにアウトを宣告されたら、四球を取り消して打数を記録します。一つの四球に2人以上の打者が関与したときは、最後の打者に四球が記録されます。公式記録の報告書では故意の四球を区別して記載する、と規則にあります。
東京都軟式野球連盟 学童部の2026年度公式野球大会注意事項は、監督が故意四球の意思を審判員に伝える場合は「必ずタイムを要求すること」と書いています。ほかの大会は、所属している連盟の決まりを見てください。