野球ママの豆知識

記録

振り逃げの記録

保存して、試合中に見返してください。

振り逃げの記録の図解

第3ストライクを、捕手が捕りそこねました。打った子は一塁へ走って、セーフ。スコアブックには、何と書けばいいのでしょうか。

書くのは、三振と、一塁に生きた理由です。公認野球規則の9.15は、三振を記録する場合の一つに、捕手が第3ストライクを捕らえなかったので、打者が走者となった場合を挙げています。

理由が投球なら、9.13です。第3ストライクが暴投となり、打者が一塁に生きた場合は、三振と暴投を記録する。捕逸なら、三振と捕逸です。日本野球機構のスコアブックの記入方法には、KW(振り逃げ暴投)とKP(振り逃げ捕逸)という記号があります。

捕手が拾って一塁へ投げ、その送球がそれたときは、9.12の注にあります。第3ストライクを捕らえ損じた捕手が、ただちに投球を拾い直して一塁に送ったが、悪送球となって打者走者を生かした場合、送球がよければアウトにできたと記録員が判断すれば、暴投または捕逸を記録しないで、捕手に失策を記録する。

逆に、捕手の悪送球とは関係なく、打者走者が一塁に生きたと記録員が判断すれば、捕手に失策はつけず、暴投か捕逸です。この悪送球によって打者走者が二塁以上に進むか、他の走者が送球がよくても進塁できたと思われる塁以上に進んだ場合は、暴投か捕逸と、悪送球をした捕手の失策の両方を記録します。

ほかに走者がいたときは、9.12(f)(2)です。第3ストライクの投球を捕らえ損じた捕手が、ただちにボールを拾い直して一塁に送るか、または触球して打者走者をアウトにする間に、他の走者が進塁した場合には、その走者の進塁を暴投または捕逸による進塁とは記録しないで、野手選択による進塁と記録する。捕手が打者走者をアウトにする代わりに、他のいずれかの走者をアウトにしたときも同様に扱う、と注にあります。

注は、こう続きます。ただし、0アウトまたは1アウトで、一塁に走者がいたので、打者が規則によってアウトになったとき、走者が暴投または捕逸で進塁した場合には、走者には暴投または捕逸による進塁と記録し、打者には三振を記録する。

アウトにできたときの書き方は、記入方法の例7です。打者は3ストライク目を見逃し三振となったが、捕手はこの投球を落とし、直ちに拾って一塁に送球し一死。マスにはK、その下に2-3。左の送球した捕手に補殺、右の受けた一塁手に刺殺です。前にこぼした球を拾って打者にタッグした場面も、実践編では空振り三振です。

ここに引いた9.12の文は、どれも捕手が拾った場合のもので、送球を受けた子が落とした場合は書かれていません。記録の付け方は、学童ではチームや大会の記録員によることがあります。

次に振り逃げで一塁に生きた子がいたら、球がそれたのが投球のときか、捕手の送球のときかを見てみてください。

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