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失策はだれにつく?9つの送球の場面

保存して、試合中に見返してください。

失策はだれにつく?9つの送球の場面の図解

内野ゴロを遊撃手が捕って、一塁へ。送球が高くそれて、一塁手のグラブの上を越えていきました。打った子は一塁に生きています。スコアに失策を書くのは、投げた遊撃手か、届かなかった一塁手か。

公認野球規則の9.12(a)(5)は、送球がよければ走者をアウトにできたと記録員が判断したとき、悪送球で走者を生かした野手に失策をつけるとしています。この場面も、よい送球ならアウトだったと記録員が見れば、投げた遊撃手です。ただし、盗塁を防ごうとした悪送球は、この項の失策にはなりません。

送球がよかったのに受け損ねたときは、逆です。9.12(a)(8)は、時機を得た正確な送球を止め損ねた野手に失策をつけ、送球した野手にはつけないとしています。二塁への送球なら、記録員は「二塁手または遊撃手のうちのどちらがその送球を止めるはずであったかを判断して」失策をつけます。送球が「時機を失したもの」と記録員が見たときは、投げた子のほうです。

正確に投げたのに、投げた子につく場面もあります。9.12(a)(7)の原注は、送球が二塁ベースに当たって外野に戻り、走者が進んだ例で、投げた外野手に失策をつけます。原注自身が「正確に送球した野手にとっては酷にすぎるように見えるが、きちんと適用しなければならない」と書いています。太陽の光が目に入って受けられなかったときも、同じく投げた子です。

投げても受けてもいない子につくこともあります。9.12(a)(1)の原注3の例は「他の野手のグラブにぶつかってボールを飛び出させた場合」。ぶつかった子に失策をつけたら、ぶつけられた子にはつけません。3アウトと勘違いしてボールをスタンドに投げ、走者が進んだときは、投げた子です。

だれにもつかないのが、9.12(d)の2つです。よい送球でもアウトにできなかった場面の悪送球と、併殺の2つ目のアウトをねらった悪送球。どちらも、それで進みすぎた塁があれば投げた子につきます。併殺の2つ目への好送球を落としたときは、落とした子に失策、投げた子に補殺です。

悪送球1つで何人かが塁を進めても、失策は人や塁の数だけ増えません。9.12(b)の言葉では「走者の数および塁数には関係なく」です。

表の9つは、規則にある場面の一部です。記録の付け方は、学童ではチームや大会の記録員によることがあります。

次に送球がそれたら、よい送球ならアウトだったかどうかから、スコアの失策を見てみてください。

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