野球ママの豆知識

記録

打順を間違えた子の記録

保存して、試合中に見返してください。

打順を間違えた子の記録の図解

打順表では次は4番の子なのに、5番の子が打席に入って、ショートゴロで一塁アウトになった。そのあと相手チームのアピールが通って、本来の4番の子にアウトが宣告された。スコアブックをつけていると、ここで手が止まります。ショートゴロは、どちらの子の欄に書くのでしょうか。

本来の子の欄です。記録のうえでは、4番の子がショートゴロで一塁アウトになったものとして書きます。

日本野球機構の『公認野球規則 9.00 記録に関する規則』の9.03(d)が、打順の誤りがあったときの記録法です。打順を誤った打者が、その誤りを指摘されないまま打撃を完了してアウトになった後に、アピールが成立して正位打者がアウトの宣告を受けたときには、不正位打者のアウトの状態をそのまま正位打者に記録する。不正位打者は間違えて打った子、正位打者は本来の子のことです。

ただ、いつでもそのまま写せるわけではありません。すぐ後の【注1】が断っています。前記は、不正位打者が、単独で一塁に触れるまでにアウトにされた場合の記録法と解し、たとえば、不正位打者が他の走者とともに併殺された場合などに、アピールがあれば、正位打者がアウトを宣告されて、不正位打者の行為は取り消されるから、その打者のアウトの状況をそのまま正位打者に記録するわけにはいかない。写すのは、一人で、一塁に触れる前にアウトになったときの書き方だ、という断りです。

間違えて打った子がヒットなどで塁に出ていた場合は、9.03(d)の続きにあります。アピールが成立したら、本来の子には打数1を記録し、セーフになった記録は消す。打ったヒットの記録は残りません。

何人も続けて打順を間違えて順番が乱れたときは、各プレイが行なわれたままを記録する、と続きます。【注2】の例では、アウトの順が前後しても、そのまま打った子のところへ書き、抜かされた3番は飛ばしたまま記録します。そのぶん、3番の打数は1つ少なくなります。

併殺のとき本来の子に何を記録するか、一塁に触れたあとでアウトになった場合、アピールが無かった場合は、ここでは取り上げていません。ここは公認野球規則の、記録のうえの決め方です。所属している連盟やチームで記録をどう付けているかは、そちらの決まりを見てください。

次に打順の間違いがあったら、間違えて打った子が一人でアウトになったのか、塁に出ていたのかを見てみてください。

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