記録
残塁はだれを数える?
保存して、試合中に見返してください。
試合のあとに「2者残塁」「残塁が多かった」と聞くことがあります。塁に残った走者のこと、とまでは分かっても、だれを数えるのかは、あまり説明されません。
得点もせず、アウトにもならず、塁に残った走者の数です。
日本野球機構の『公認野球規則 9.00 記録に関する規則』は、9.02で公式記録の報告書に載せる項目を並べています。その(g)が、各チームの残塁の数。続けてこうあります。残塁数とは、走者となって、得点もせず、アウトにもならず、塁に残った全走者の数をいう。
同じ文には例がついています。内野ゴロを打って他の走者をアウトにしたために第3アウトが成立し、一塁に達するまでにその回が終わったときの打者走者を含む。打った子は、まだ一塁に着いていなくても数えます。
同じ機構の『スコアブックの記入方法』の実践編には、こんな場面があります。結局、3球とも空振りして三振。三死となり走者は三塁残塁となる。
書く場所も、同じ『記入方法』にあります。得点、残塁は次の記号を用い、中央に記入します。打者ごとの四角いマス目の、真ん中です。記号の形は、この図解では描いていません。
残塁は、記録を見直すときにも出てきます。9.03(c)のボックススコアの検算です。各チームの打数、四球、死球、犠牲バントおよび犠牲フライ、妨害(インターフェア)および走塁妨害(オブストラクション)による出塁数の合計と、そのチームの得点、残塁および相手チームの刺殺(プットアウト)の合計とが、ともに、そのチームの打者数と等しいかどうかを確かめ、その結果、それが一致しておれば各数字が正しいという証明になる。
ここで扱ったのは、公認野球規則の公式記録と、日本野球機構の記入方法です。所属している連盟や大会でスコアをどう付け、どう集計しているかは、そちらの決まりを見てください。
次に回が終わったら、塁に残っていた子が何人いたかを数えてみてください。