走る
ベースコーチは箱から出ていい?
保存して、試合中に見返してください。
ベースコーチが立っている場所には、コーチスボックスという名前があります。そこから出て、走っている子に声をかけるコーチを見ることもあります。あれは、出ていいのでしょうか。
原則は、箱の中にとどまる。そのうえで、出てよいときと、立ってはいけない形が決まっています。
日本野球規則委員会が2018年1月29日に出した「2018年度 野球規則改正」で、野球規則5.03の文が改められました。2019年度から2026年度までの改正で、この文は変わっていません。そこにこうあります。ベースコーチは、本規則に従いコーチスボックス内にとどまらなければならない。
続く文が、出てよいときです。ただし、コーチが、プレーヤーに「滑れ」「進め」「戻れ」とシグナルを送るために、コーチスボックスを離れて、自分の受け持ちのベースで指示することは、プレイを妨げない限り許される。
立ってはいけない形は、ペナルティの文にあります。コーチは、打球が自分を通過するまで、コーチスボックスを出て、本塁寄りおよびフェア地域寄りに立っていてはならない。打球が通り過ぎるまで、という区切りがついています。
その先の手順も書かれています。相手チーム監督の異議申し出があったら、審判員は、規則を厳しく適用しなければならない。審判員は、そのコーチに警告を発し、コーチスボックスに戻るように指示しなければならない。警告にもかかわらず、コーチスボックスに戻らなければ、そのコーチは試合から除かれる。
始まりは相手チーム監督の異議申し出で、そのあとに警告と、箱に戻る指示が来ます。ペナルティの文が挙げているのは、打球が通過する前に本塁寄り・フェア地域寄りに立つ形だけです。
ここで扱ったのは野球規則の文です。大会の決まりで、ベースコーチがコーチスボックスから離れること自体を禁じている例もあります(高校の県大会)。所属している連盟や大会の決まりも見てください。
次の試合で、打つ前にベースコーチがどこに立っているかを見てみてください。