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アピールの送球がベンチに入ったら?

保存して、試合中に見返してください。

アピールの送球がベンチに入ったら?の図解

アピールしようと投げた球がそれて、ベンチに入りました。投げ直せば、もう一度アピールできるでしょうか。

できません。野球規則5.09(c)の注に、こう書いてあります。投手または野手のアピールのための送球がボールデッドの個所に入った場合、それはアピールの企てとみなされ、アピール権は消滅する。ベンチは、そのボールデッドの個所のひとつです。全日本野球協会のキャンプゲーム・マニュアルにも、投球がダッグアウトに入ったら球審は大きく『タイム』とあります。

消えるのは、その塁の1回分だけではありません。注はこう続きます。したがって、その後、いずれの塁、いずれの走者に対するアピールは許されない。ほかの塁で踏み忘れがあっても、別の走者のことでも、もう申し出られないということです。

では、タイムがかかっているあいだに申し出たら。全日本野球協会の『アマチュア野球内規(2026年)』にこうあります。アピールは、ボールインプレイのときに行わなければならないので、ボールデッドのときにアピールがあった場合は、当該審判員は「タイム中だ」ということとする。画像の「タイム中」は、規則の言葉でいうボールデッドのことです。

タイム中でもできる例外は、同じ段落に2つ書かれています。ただし、最終回の裏ボールデッド中に決勝点が記録された場合、または降雨等で試合が中断され、そのまま試合が再開されない場合、ボールデッド中でもアピールはできるものとする。

2つ目は「そのまま再開されない」ときの話です。雨などで中断しても、続きから再開する決まりの大会もあります。当てはまるかは、大会の注意事項で確かめてください。

次の試合でアピールの送球がそれたら、ボールがどこで止まったかを見てみてください。

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