守る
3アウトと勘ちがいして、ボールを渡したら?
保存して、試合中に見返してください。
まだ3アウトではないのに、守っている子がチェンジだと思って、ボールを審判に手渡しました。審判はそれを受け取っています。試合はどうなるでしょうか。
全日本野球協会の『アマチュア野球内規(2026年)』に、この場面がそのまま書いてあります。「3アウトと勘ちがいした守備側が、使用球を審判員に手渡したのを審判員が受け取った場合は、規則6.01(d)を準用する。審判員が使用球を受け取ると同時にボールデッドとし」とあります。
止まるのは、審判が受け取ったその瞬間です。
走者をどうするかは、同じ文の続きにあります。「受け取らなかったらどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる」。審判が実際に受け取らなかった場面の話ではありません。もし受け取っていなかったらどうなっていたかを審判が判断して、そのあとの処置をとる、という意味です。審判が受け取らなかったときの扱いは、この項目にはありません。
ボールを受け取るのは審判とは限りません。内規はベースコーチの場合も書いています。「また、ベースコーチが同様のケースで試合球を受け取った場合も、受け取ると同時にボールデッドとするが、走者はボールデッドになったときに占有していた塁にとどめる」。
審判でもベースコーチでも、受け取った瞬間にボールデッドになるところは同じです。コーチのときは、走者はボールデッドになったときにいた塁にとどまります。審判のときとは書き方が分かれていますが、なぜ分けたかは内規に書かれていません。
この内規は、序に「アマチュア野球規則委員会の統一解釈」で「公認野球規則と同等の効力を持つもの」とあります。
次の試合でチェンジになったら、最後のボールがだれの手に渡っているか見てみてください。