記録
併殺と併殺打のちがい
保存して、試合中に見返してください。
ベンチが沸く2つのアウト。ゲッツーです。では、打った子の記録には何が残るのでしょうか。
守る側につくのが併殺です。公認野球規則の9.11は、ボールが投手の手を離れてからボールデッドとなるまでか、あるいは、ボールが投手の手に戻って投手が次の投球姿勢に移るまでの間に、途中に失策またはミスプレイ(失策と記録されない)がなく、2人または3人のプレーヤーをアウトにした場合、このプレイ中に刺殺または補殺を記録した各野手には、ダブルプレイ、またはトリプルプレイに関与した旨が記録される、としています。
打つ側につくのが併殺打です。9.02は、打者または走者の記録の項目に、フェアゴロによる併殺打、すなわち、フォースダブルプレイまたはリバースフォースダブルプレイとなるゴロの数、を挙げています。
順序で名前が変わります。規則が挙げている例の一つが、走者一塁で、一塁手が打者のゴロを捕った場面です。遊撃手へ送って二塁でアウトにし、それから一塁へ戻せばフォースダブルプレイ。順序を変えて、先に一塁を踏んでから遊撃手へ送れば、リバースフォースダブルプレイです。
飛球やライナーはどうでしょうか。打者の打った飛球やライナーを、野手が故意落球ではない形で落として、前のような併殺を行なっても、併殺打とはみなさない、とあります。守備の側に併殺が記録されても、打った子の欄は動きません。
逆に、併殺が完成しなくてもつく場面があります。打者が併殺打となるようなゴロを打ったとき、第1アウトが成立したあと、第2アウトに対する送球を野手が捕らえ損じて、その野手に失策が記録された。こういうときでも、その打者には併殺打を記録する、とあります。
併殺打を記録しない、と書かれている場面もあります。打者走者が、前位の走者の妨害行為によってアウトの宣告を受けた場合です。
2人アウトになった打席が、すべて併殺打になるわけではありません。ここは公認野球規則の、記録のうえの決め方です。連盟やチームで記録をどう付けているかは、そちらの決まりを見てください。
次に2つのアウトが決まったら、守備の側だけでなく、打った子の欄も気にしてみてください。