記録
連続記録はどこで途切れる?
保存して、試合中に見返してください。
テレビで、連続試合安打が止まった、と言っていました。では、四球を選んだだけで終わった日は、その記録も止まるのでしょうか。
止まりません。
公認野球規則の9.23に、連続記録の決め方が書かれています。連続安打の記録は、四球、死球、打撃または走塁妨害、および犠牲バントによって中断されない。はじめにそう置かれています。
連続試合安打のほうには、言葉がひとつ足されます。すべての打席が四球、死球、打撃または走塁妨害および犠牲バントのいずれかであったとき、中断されたことにはならない。すべての打席が、です。ほかの打席がひとつでもあった日は、この扱いになりません。
しかし、犠牲フライはその記録を中断する要素となる。この一文は、連続安打のところにも、連続試合安打のところにも、同じように置かれています。
注も付いています。試合に出ていたけれど、打席がこないうちに試合が終わった場合。塁上の走者がアウトになって攻守交代となったためなど、打席に入ったが打撃を完了できなかった場合。どちらも、連続安打および連続試合安打の記録が中断されたものとはみなさない、とあります。
9.23には、もうひとつ別の記録が出てきます。連続試合出場です。これを記録するには、少なくとも自チームのあるイニングの守備に、回の初めから終わりまで出るか、塁に出るかアウトになって打撃を完了しなければなりません。代走として試合に出ただけでは、連続試合出場を記録したことにはなりません。
その要件を満たさないうちに審判員によって試合から除かれた場合は、この連続試合出場の記録が中断されたことにはならない、とも書かれています。
2つの記録は、ひとつの文でつながっています。プレーヤー個人の連続試合安打の記録は、そのプレーヤーが連続出場した試合の結果によって決定される。連続試合安打を数えるときに見ているのは、連続出場した試合のほうなのです。
ここは公認野球規則の、記録のうえの決め方です。所属している連盟やチームで記録をどう付けているかは、そちらの決まりを見てください。
四球を選んで一塁へ歩いた日は、打てなかった日に見えます。連続安打の記録のほうは、その打席では中断されません。